終身保険は保険設計の基本です。
保険加入を検討する際に、基本として加入を検討するべきは終身保険です。
終身保険は、保険料の支払期間を例えば60歳払い込みや65歳払い込み。
加入年齢が若ければ、50歳払い込みなどにすることにより、払い込み期間後は、保険料の支払いをしなくても、保険事故が発生すれば、保険金を受け取ることが出来ます。
そして対象となる保険事故は、万一のとき(死亡など)になりますので、必ず保険事故が発生する保険になります。
万一のときの最低限度の保障(お葬式代など)を用意するのには打って付けの保険になります。
また保険期間中であっても、解約することにより解約返戻金を受け取ることが出来ます(保険加入からの年数により、解約返戻率は異なります。)。
保険料の払い込み期間後での解約であれば、加入される保険会社の商品によっては、払い込み保険料を超える保険金を受け取ることもあります。
貯蓄性を兼ね揃えた保険としては、個人が加入されるには持って来いの商品と言えます。
終身保険は、先ほど述べましたように終身に渡って必要な保障です。それは最低限必要な保障とも言え、もっと言い換えれば保険加入を検討する場合の保険の基本と言えます。
保障額は、お葬式などをどの様に行うのかという問題と言い換えられますので、地域差があると考えられます。
大体目安として200万?500万円というのが、一般的ではないかと考えられます。
それ程多くの保障額は一般的には必要ないと考えられます。その上で、終身保険より保険料の安い保険を組み合わせすることによって、生涯に起こるイベント(結婚・出産)などにより終身保険の保障額以上の保障が必要になった際に備えれば、非常に合理的に保険による保障を受けることが可能になります。
世の中に様々な保険商品がありますが、保険事故が必ず発生する保険は、終身保険のみであると言って過言ではありません。
この終身保険による最低保障を用意することによって、保険設計がスムーズに合理的に出来るようになります。
終身保険は、保険設計の基本となるべき保険なのです。