良心的なFPの選び方とは
バブル期、日本でも著名な演歌歌手には都市銀行の支店長が日参して投資を勧めていました。
結局、バブル崩壊後、その演歌歌手は破産してしまい、アメリカ人の元歌手とも離婚してしまいました。
今は借金返済と生活の立て直しの日々です。
その演歌歌手がなぜ、あれほど多額の投資ができ、本業などはるかに及びもつかない資産を持つことができたのでしょうか。
それは、別れたアメリカ人女性に要因がありました。
アメリカ人女性は世界的に有名な楽団の専属歌手でした。
その楽団は日本でも人気が高く、たびたび、日本公演を行い、専属歌手というだけで生涯裕福に暮らしていけるだけの資産がありました。その女性は、その資産運用をファイナンシャルプランナーに委託していました。金融資産、不動産への投資によって、本業の歌手とは別に資産を増やすことができたのです。
やがて、日本人の演歌歌手と結婚しました。
演歌歌手は次第に、手持ちの資産を夫人の専属ファイナンシャルプランナーの指示に従うことで増やすことができました。
やがて、東西冷戦終結期、最期の経済戦争といわれる米ソの対立がありましたが、ここでアメリカは経済的に疲弊していました。そこで、日本にバブル景気を起し、その資金でアメリカ企業、アメリカ不動産への投資をいざなうことで最終経済戦争に備えたのです。その余波は、日本の株式投資、不動産投資に波及し、その勢いで余った資金がアメリカに投資されました。アメリカはそのことで、対ソ連との経済戦争に勝利することができたのです。
以後、中東での石油資本の獲得においても、アメリカが武力行使をすることで支配できました。
これら一連の情報をファイナンシャルプランナーが握っていたのです。
この情報によって日本人演歌歌手はファイナンシャルプランナーの指示に従えばよいだけだったのです。
ただ、この演歌歌手の場合、他人の実力を事故の実力と過信したことが不幸の始まりでした。
勝負には引き際が大事です。
進むべき時には一気呵成に、引くときには引き潮のごとくを忘れ、進むことしか知りませんでした。
ゆえに、判断を誤ったのです。
すでに、日本社会における金融経済は全て地球サイズです。
良心的なファイナンシャルプランナーは世界情勢に明るい人でなければなりません。さらに、世界の金融経済、歴史、文化、伝統に詳しい人でなければなりません。欧米の金融資本は徹底的に投資先を調査します。その一国の歴史、文化、伝統に至るまで調査します。幕末、欧米が日本に押し寄せてきた際もそうでした。
こういった歴史を振り返れば、良心的なファイナンシャルプランナーは金融のみならず、幅広い知識、教養を有していることが必須となります。
人脈づくりも上手な人です。
ただ、目先での収益だけではなく、長期間、人生のパートナーとでも呼べる関係構築ができる人。それが良心的なファイナンシャルプランナーです。
良心的なFPの選び方とは関連ページ
- 生命保険と医療保険の見直しで月6000円節約
- 保険の見直しで節約
- 保険にかかる生涯の価格とは
- 保険にかかる生涯の価格とは
- 生命・医療保険の見直しで安心
- 保険の見直しで安心