生命・医療保険の見直しで安心
結婚、出産、夫の給料ボーナスカット、教育費の捻出等、個々の家庭によって月々の生活費を見直すきっかけになる事柄は様々です。そして自分たちなりに見直した結果、生活費の中で比較的大きな割合をしめているのが生命保険だというこということに気づきます。いつかおこるであろう病気や怪我に対してどれだけの費用があれば安心できるのか。もし、稼ぎ手が亡くなった時、残された家族はどれだけの生活費があれば安心して暮らせるのか。「もしも」という仮定の中で物事を決めていくことはとても難しいものです。最大限の安心を得るために必要以上に生命保険・医療保険に生活費をつぎ込んでいることも少なくありません。そしてそのことによって生活が困窮していては元も子もありません。
自分たちではなかなか判断できない本当に必要な保険金額を第三者に相談する方法があります。生涯かかる総合費用を家族の生活スタイルによって算出しながら必要な保険料を決めていきます。生涯かかる費用というのは家賃・ローン・家電製品・趣味娯楽・食費・車の維持費・お小遣い・教育費・光熱費等、事細かにそれぞれにかかる費用を把握します。そのことによってやみくもに貯蓄していた金額がそれほど必要でないと気づいたり、逆にこのままでは定年後に生活ができなくなるとわかったりします。自分たちの生涯にかかる総合費用がわかると、稼ぎ手が亡くなった時どれだけの生活費が必要かということがきちんと分かり、不足分だけを保険でまかなうようにすればいいのです。莫大な生命保険をかけて毎月の保険金額が生活の負担になるということはこれでなくなります。
また、医療保険に関して言うと、大きなことを言ってしまえば貯蓄があれば保険に入らなくても大丈夫であることがわかります。入院・手術のために高額な費用がかかる場合、一定額を超えた金額を国が月々負担するという高額療養費制度というのがあります。100万円の医療費がかかった場合は個人の負担額は87430円となるのです。私たちは月々健康保険料を国に納めています。それに加えて医療保険を支払うということは安心をより強固にするためだけのものです。掛け捨てで医療保険をかけるならば、その代わりに家庭内の医療費として月々貯蓄することが最も有効的であると思われます。「もしも」の時はその家庭内医療費から支払えばいいし、「もしも」が無ければそれは家庭の貯蓄として残るわけです。
ファイナンシャルプランナーともに必要な保険を計算し、具体的な数字として把握することができれば漠然としていた不安は解消されます。しかし「この金額あれば生活には困らない。十分だ。」という人もあれば、「もっと高くないと安心できない。」という人もいるでしょう。安心の度合いというのは人それぞれです。なので自分の安心の度合いを知りながら保険料を決めていくことが必要です。
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